SSH 状態
現在のSSHのログイン状態を表示します。ホストへ正常にログインできている場合は“ログイン中”、何らかの理由でログインしていない場合は、“ログインしていません”と表示されます。
SSH ホスト名
SSHでログインする先のホスト名を設定します。ログイン中は変更できません。
SSH ユーザー名
SSHでログインする際のユーザー名を設定します。ログイン中は変更できません。
SSH パスワード
SSHでログインする際のパスワードを設定します。ログイン中は変更できません。
SSH ポート番号
SSHでログインする際のポート番号を設定します。ログイン中は変更できません。
SSH ログイン/ログアウト
上記で設定したホストへログイン、またはホストからログアウトします。
SSHでログインしている際は、Easy myPrestoは定期的にホスト側の状態を確認しています。ネットワーク速度が低速な場合、Easy myPrestoのその他の処理に影響を及ぼすことがありますので、計算の状態を確認する必要がない場合はログアウトしておくのがよいでしょう。
MPI MPIタイプ
ログイン先の計算機でcosgeneを実行する際に使用するMPIを以下から選択します。
MPI |
説明 |
使用しない |
MPIによる並列計算をおこないません。
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OpenMPI-1.10 |
OpenMPI-1.10を使ってcosgeneの並列計算を実行します。(OpenMPI-1.10はCentOS 6では「yum install openmpi-1.10」、CentOS 7では「yum install openmpi」、Ubuntu 16.04では「apt install openmpi-bin」のコマンドを実行してインストールできます。)
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MPICH-3.1 |
CentOS 6 MPICH-3.1を使ってcosgeneの並列計算を実行します。(MPICH-3.1はCentOS 6で「yum install mpich」のコマンドを実行してインストールできます。)
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MPICH-3.0 |
CentOS 7 MPICH-3.0を使ってcosgeneの並列計算を実行します。(MPICH-3.0はCentOS 7で「yum install mpich-3.0」のコマンドを実行してインストールできます。)
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MPICH-3.2 |
Ubuntu 16.04 MPICH-3.2を使ってcosgeneの並列計算を実行します。(MPICH-3.2はUbuntu 16.04で「apt install mpich」のコマンドを実行してインストールできます。)
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IntelMPI |
Intel MPIを使ってcosgeneの並列計算を実行します。(実行ファイル、実行環境をご用意ください。)
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利用可能なMPIのバージョンは、「概要 - 動作環境」を参照してください。
ログイン先の計算機に上記で設定したMPIがインストールされている必要があります。MPIがインストールされている場合で、ログインしたアカウントに、MPIバイナリ(mpirunなど)へのパスやライブラリパスが設定されていない場合は後述の「MPI実行ファイルパス」および「MPI実行ライブラリパス」を適切に設定する必要があります。
現バージョンのEasy myPrestoでは、選択したMPI、ログイン先のOS環境を判断して使用可能なcosgeneバイナリをログイン先の作業ディレクトリーへコピーして計算を実行します。複数の並列計算機をcosgeneの並列計算に利用する場合、ログインしたアカウントのホームディレクトリーがすべての並列計算機上に同一のパスでマウントされている必要があります。もしマウントされていない場合、その計算機はcosgeneバイナリを見つけることができません。
MPI Hostsファイルパス
hostsファイルのパスを設定します。
MPI ノード数
MPIを使って並列計算を実行する際のノード数を設定します。この設定はMPIのタイプが“MPICH2”または”Intel MPI”のときに利用されます。
MPI プロセス数
MPIを使って並列計算を実行する際のプロセス数を設定します。
MPI MPIバイナリパス
mpirunが置かれているパスを設定します。この設定は、計算機へのログイン時にmpirunへパスが通っていない場合や、パスを通しているもの以外のMPIを使用したい場合に設定します。
MPI ログインしたこのPCは計算に使用しない
このチェックがオンのときは、Easy myPrestoがログインした計算機ではcosgeneを実行しません。MPIタイプに“Open MPI”または“Intel MPI”を使用している場合に設定できます。
MPI RSHを使って通信
このチェックがオンのときは、MPIによる通信をrshを介しておこないます。MPIタイプに“MPICH2”または“Intel MPI”を使用している場合に設定できます。