VirtualBoxの仮想OSのイメージの移設と、ホストオンリーによるSSHの動作確認(2022/8/19追加)
- 検証日:
2023/12/18
- OS:
Windows 11
Windows
VirtualBoxのインストールと起動
VirtualBoxのWeb から「Windows hosts」のVirtualBoxのインストーラをダウンロードします。
VirtualBoxが起動します。自動起動しない場合はスタートメニューのアプリケーションの一覧から「Oracle VM VirtualBox」を探して起動します。
仮想OSのイメージの移設
「.vdi」ファイルへの パス が記載されていますので「.vox」から見た「.vdi」ファイルの パス が正しいか確認します。(相対パスでも動作します。パスが違う場合は修正してください。日本語部分は「&~」の 文字コード を含むことがありますが文字コード部分は修正不要です。)
VirtualBoxの「仮想マシン」→「追加」を選び、「.vbox」のファイルを開きます。VirtualBoxに仮想マシンが追加されます。
仮想OS(Linux)で使うCPUとメモリの上限の設定
「システム」>「プロセッサー」>「プロセッサー数」でCPUのコア数の上限値を設定します。ハイパースレッド等設定も可能ですが、ホストOSの動作も踏まえ、搭載コアより1コア少ない位が安定して動くと思います。(例:4コア8スレッドのCPUなら3)
仮想OS(Linux)の起動と、ホストオンリーまたはブリッジアダプターによるSSHの動作確認
Note
ホストオンリーの場合、使用中のPCのホストOSとゲストOS間だけでSSH接続できます。ブリッジアダプターは使用中のPCが繋がっているネットワークにもIPアドレスを公開します。
VirtualBoxの「ファイル」→「ホストネットワークマネジャー」を開き、「VirtualBox Host-Only Ethernet Adapter」が設定済みか確認します(設定が無い場合は設定画面の「作成」をクリックします)。確認後は設定画面を閉じます。
Note
ブリッジアダプターの時は当手順は不要です。
2. VirtualBoxの仮想マシンのリストにあるアイテムを右クリックして「設定」を選択し、設定の「ネットワーク」のアダプター設定(1~4のいずれか)に「ホストオンリーアダプター」と手順1の「VirtualBox Host-Only Ethernet Adapter」が設定されているか確認します(無い場合は未使用のアダプターのタブで設定します)。 ブリッジアダプターの場合は「ブリッジアダプター」が設定されているか確認します。確認後は設定画面を閉じます。
開いた端末に「ip -4 a」のコマンドを入力してEnterキーを押し、Linux側のipアドレスを確認します。手順1のAdapterのIPv4アドレスと末尾3桁の番号が異なるipアドレスが見つかりますので、当アドレスを控えておきます。
WindowsからLinuxへのSSH接続を確認します。Windowsのスタートメニューのアプリケーションの一覧からコマンドプロンプトを開き下記手順で確認します。
「ssh <Linuxのユーザー名>@<手順7のIPアドレス>」のコマンドを入力します。(<>はコマンドとの区別で記載しています。入力は不要です)
fingerprintについての確認が表示されますので「yes」と入力してEnterキーを押します。
Linux側のユーザーのパスワードを聞かれますので入力してEnterキーを押します。
コマンドの入力欄冒頭(下図赤枠)がLinuxの「ユーザー名@ホスト名」の表示に切り替われば、ssh接続が正常に行われています。
コマンドプロンプトはスタートメニューの検索欄で検索するか、プログラムの一覧の「Windowsツール」→「コマンドプロンプト」から起動できます。